ジャムゥマルシェはインドネシアのバリ島の身寄りのない子供達を支援しています。
孤児院情報
Panti Asuhan Yayasan Sekar Pengharapan
施設名:Panti Asuhan Yayasan Sekar Pengharapan
住所:Jl. Veteran No.3, Buduk, Kec. Mengwi, Kabupaten Badung, Bali 80351
Panti Asuhan Wisma Anak-anak Harapan
施設名:Panti Asuhan Wisma Anak-anak Harapan
住所:Jl. Anom Dusun No.2, Dalung, Kec. Kuta Utara, Kabupaten Badung, Bali 80361
Panti Asuhan Giri Asih
施設名:Panti Asuhan Giri Asih
住所:Jl. Raya Denpasar - Gilimanuk, Melaya, Kec. Melaya, Kabupaten Jembrana, Bali 82252
なぜ孤児院を運営するのか?
未来を生きる力を子どもたちに
子どもの頃の将来の夢、覚えていますか?
パン屋さん、お花屋さん、野球選手、保育園の先生、宇宙飛行士・・・
わたしたちにとって、夢を持つことが当然で、「将来の夢は?」という楽しい会話も、当たり前のように溢れています。
私たちは、親がいない、または親の事情で教育が受けられないインドネシアの子どもたちと、6年間、色々な活動をしてきました。
スポンサーを募ったり、イベントを催したり、共に働くこともありました。
そんな中、子供たちに「将来はどうする?」 と聞くと、優秀な子供たちは
『学校の先生になる!』
『看護師になります!』
『ホテルマンになりたい!』
と目を輝かせて夢を語ってくれます。
スポンサーがついていたり、奨学金がもらえていたら叶う可能性はありますが、それ以上に、十分な環境や、資金がなく、夢すら持てなくなってしまう子供がたくさんいます。
その子たちからは
「(無免許で)ドライバーになります」
「(このまま)孤児院で働きます」
「(無許可の)ガイドになります」
なんて答えがよく返ってきます。
それしか選択肢がないと思い込んでしまうことがとても残念に思えるのです。
きちんと教育を受ければ開けたはずの未来が、この子たちには見えもしないのだと愕然としたことがあります。
もちろん、日本にも孤児はいます。
十分な教育を受けない子どもも一定数います。
ただ、インドネシアのそれとはまったく現状や制度が違うのです。
ストリートチルドレンの現状
インドネシアには自分の生まれた場所を知らない、戸籍も持たない子どもたちがたくさんいます。
インドネシア政府は孤児の数も把握できず、いわゆる「ストリートチルドレン」も数え切れないという言葉では表せないほどいます。
ストリートチルドレンの現状を知っていますか?
インドネシアは無数の島から成り立つ国です。
その中で商業的に発展している島はとても少なく、バリ島へはたくさんの人が「出稼ぎ」でやってきます。
その出稼ぎで来た人が、子どもを産み、そのまま置いて帰ってしまい、または育てられなくて、その子どもはストリートチルドレンになります。
ストリートチルドレンを何人も家に住まわせている大人も無数にいますが、それはボランティアではなく悲しいことに“ビジネス”の場合もあるのです。
子どもたちを学校に行かせるのではなく、暑い中、大通りや観光地で水も飲めずにずっと何時間も物乞いをさせる・・・。
バリ島などでは特に良く見られる光景で、赤信号で停まってる車に駆け出し、ドアを叩いてコインをほしがるのです。
これで毎月、日本円で100万円ほどの収入になっているというんです。
平均月収が首都ジャカルタでも3〜5万円という中、100万円という大金が孤児を利用した結果、稼ぎ出せてしまう。
それでも孤児たちは十分な教育を受けられず、将来もずっと地を這って生きていく。
70台のベッドに対して120人の子供たちがいる孤児院があります。
小さな子たちは身体を寄せ合ったり、お姉さんお兄さんは床に寝たりしています。
1日1食も食べられず、水をたくさん飲んでお腹を満たす…という日もあります。
ですが、その水でたくさんの子どもが病気になってしまう孤児院もあります。
1食は40円程度で賄えるのに、食べられない子どもたちがたくさんいます。
子どもたちに夢を
そんな子どもたちがもっと前を見られるよう、人並みに夢を持つことができるよう、継続的に支援をしていきたいと思っております。
寄付のお願い
ジャムゥマルシェは子供たちのやる気を皆様とご一緒に様々なカタチでサポートしていきたいと思っております。
教育的サポート
金銭的サポート
情報型サポート
訪問型サポート
どんな形でも助かります。
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